いま話題沸騰中のリオネル・メッシをご存じでしょうか?
カタールワールドカップにて決勝までコマを進めたアルゼンチン代表のエースストライカーです。
現在35歳でサッカー選手としてはいわばベテランの域ですが、その類まれなるボールキープ力と得点感覚はずば抜けていて、今大会の得点王タイにつけています。
ワールドカップのタイトルまであと1勝ですが、そんなメッシがここに到達するまでには紆余曲折の人生でした。
今回は、「天才」「神の子」などと称賛されるリオネル・メッシの凄さと生い立ちなど含めて魅力いっぱいに解説していきます!
リオネル・メッシの生い立ち
アルゼンチンのロサリオで生まれたメッシは10歳頃に成長ホルモンの分泌に異常が発覚します。
当時の彼はすでに神童と言われるほどの実力をもっていて、様々なクラブから入団オファーがありました。
しかし身体の発達には薬の投与など治療が不可欠だとわかると手のひらを返したように獲得をあきらめるクラブが続出したんですね。
けれどもスペインリーグの名門FCバルセロナだけは違ったのです!
13歳で受験した入団試験で合格と同時に、ホルモン投与の治療費も全額クラブ側が負担することが約束されたのでした。
その後、メッシのサッカー人生を切り開いたとも言えるFCバルセロナには17年間所属することになりますが、そこでは”史上初”の快挙など多くの輝かしい戦績を積み上げてきました。
〈リオネル・メッシの基本情報〉
- 【本名】 リオネル・アンドレス・メッシ・クッシッティーニ
- 【生年月日】 1987年6月24日(35歳)
- 【出身地】 アルゼンチン・ロサリオ
- 【身長】 170㎝
- 【体重】 72㎏
- 【所属】 パリ・サンジェルマンFC
- 【利き足】 左足
- 【兄妹関係】 4人兄妹の3番目(長男はメッシの第2代理人)
- 【性格】 家族思いで愛犬家・妻と3人の息子、犬2匹暮らし
世界で最も影響力のある100人のにも選ばれたメッシは、もちろん世界中のサッカー少年・少女の憧れの存在ですよね。
それにしても1人の少年の治療費を全額負担してまで加入させたかったリオネル・メッシの実力とは当時から群を抜いていたのでしょうね!
続いてメッシの主な獲得タイトルや戦績を紹介します。
〈リオネル・メッシの戦績〉
《FCバルセロナ》
- リーガ・エスパニョーラ優勝 10回
- UEFAチャンピオンズリーグ優勝 4回
- UEFAスーパーカップ優勝 3回
- FIFAクラブワールドカップ優勝 3回
《パリ・サンジェルマンFC》
- リーグ・アン優勝 1回
《代表》
- 2006年 FIFAワールドカップ ベスト8
- 2010年 FIFAワールドカップ ベスト8
- 2014年 FIFAワールドカップ 準優勝
- 2018年 FIFAワールドカップ ベスト16
- 2019年 コパ・アメリカ2019 3位
- 2021年 コパ・アメリカ2021 優勝
- 2020年 FIFAワールドカップ ??
《個人》
- FIFAバロンドール 4回
- バロンドール 4回
- 2020年 ローレウス世界スポーツ賞年間最優秀男子選手賞
ここに書ききれないくらいの戦績を残しているメッシは選手としても父親としても超一流だと思いました。
メッシ代表最後のワールドカップ、個人的には優勝してほしいですが…
メッシの家族構成
メッシは現在奥さんと3人の息子さん、2匹の愛犬と一緒にフランスで暮らしています。
奥さんのアントネラ・ロクソさんとは同郷の幼馴染で、初めての出会いはメッシ少年が9歳の頃でひとめぼれをしてしまったそうです。
その後メッシはFCバルセロナへ入団のためスペインに渡りますが、数年後に再開を果たして交際がスタートしました。
モデル並みのスタイルで非常に魅力的なアントネラ・ロクソさんとは長い間事実婚が続いていたそうなのですが、2017年6月30日に正式に結婚をしました。
ちなみにアントネラ・ロクソさんは大学で栄養学を学んでいるため、メッシや子供たちの健康管理に余念がないようです。
そんなメッシにはお子さんが3人いますがいずれも男の子です。
その長男が生後7日でアルゼンチンのクラブと契約したとの驚く情報がありました。
これはとんでもなく凄いことですが、父親のメッシに言わせると「長男より次男の方がサッカーの才能がみられる」とのことでした(笑)
いずれにしても”天才”のDNAを受け継いでいるわけですから、周囲も期待せずにはいられませんよね!!
メッシのドリブルの凄さ
メッシの魅力といえば圧倒的なボールコントロール・ドリブルです!
ドリブルで相手を抜く時は一般的にフェイントを使いますよね。
それは右に行く振りをして左に抜けるといった体の揺さぶりや、足でボールを跨いだり小刻みに動かすと言った動作です。
目の前でフェイントされると、やられた側は焦りや驚きなどによって一瞬緊張してしまい、相手の動きについていく反応スピードが遅れてしまうのです。
やはり神の子メッシはドリブルも異次元でした!
ボールコントロールとキープ力
本来ドリブルを行う場合、背筋を伸ばしてなるべく広い視野を確保する必要があります。
一方のメッシは猫背ぎみで独特の低い重心を保ちながら細かいボールタッチを繰り返すことにより、ボールを自分から近い距離に置くのです。
それが足にボールが吸い付いて見える理由で、技術面から言うと少しだけバックスピンををかけてボールが足元に戻ってくるようにコントロールをしていると言われています。
つまり相手に足を出させにくいシチュエーションを作って、常に隙を与えないゾと言う絶対領域のような自分の空間をまとっているイメージですね。
実際の試合中にそのような高等技術をやり続けているメッシは、それだけでも凄さを感じますが実はもう1つあります。
異常なほど速い重心移動
メッシの最も優れている能力は重心の移動速度の速さにあります。

重心の移動速度ってなんだろう?
分かりやすくいうと一般的な選手がスポーツカーの馬力だとしたら、メッシはF1カーの馬力を持っています。
双方ともにスタートをしてゼロから加速をはじめてトップスピードにかかるまで時間に差が重心の移動速度の差です。
先に動き出したメッシがいきなりトップスピードになって相手を置き去りにできてしまうため、メッシはフェイント使う必要が無いんですね!
腕の使い方が超一流
もう1つ個人的に思うのは両腕の使い方が上手いのだと思います。
サッカーに限らず走っている際など腕で体のバランスを保ったりしますよね?
- 相手からチャージを受けてもふんばって立て直すことができる
- 転ぶ回数が少ない
- 相手がボールをとりにプレスをかけてきた時にブロックとしても使っている
以上のことからメッシが人一倍ボディバランスに長けていて、驚異的なボールキープ率が生まれることが分かりました。
結果的に試合が途切れることなくゴールへ迎えるため、チャンスを多く演出できるのですね。
今回のまとめ
今回は世界で最も有名なサッカー選手リオネル・メッシの凄さを魅力たっぷりにお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
カタールワールドカップも残すところ決勝戦の1試合となりました。
今回のワールドカップを最後に代表引退を表明しているメッシですが、現在のアルゼンチンはメッシに引っ張られるように若手選手の活躍も目を見張るものがあります。
チーム全体が良い雰囲気で、優勝にかける意気込みがひしひしと感じられますね。
またメッシと同じパリ・サンジェルマンのチームメイトであるフランス代表エムパべ、2人の得点王争いも含めて大注目のゲームです!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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