みなさん、『倒れない男』という愛称をもち、2024パリ五輪でもゴールという結果が期待されている細谷真大選手を知っていますか?
驚異的なフィジカルを持っていながらフィニッシュやパスの精度が高く、ヨーロッパの移籍市場では4億7000万円以上の価値を付けられている、現在もっとも注目されている若手のエースストライカーです。
もちろん海外のクラブからも目を付けられていて、その期待値は高く、今回のパリ五輪でのパフォーマンス次第では彼の立場は180度変わるのではと噂されています!
今回はそんな次世代エースと称させる細谷真大選手をピックアップしました。
では、今回の内容は
- 細谷真大選手の出身校
- 細谷真大選手の経歴・特徴
- 細谷真大選手のプロフィール
について、わかりやすく紹介していきます。
細谷真大の出身校
まず最初に細谷真大選手の出身地ですが、茨城県の出身です。
茨城県は東京の北東に位置し、太平洋に面しています。
県庁所在地の水戸市は、県の中央部にあり、2 月下旬~3 月にかけて梅が咲き乱れる偕楽園で知られていますよね。
水戸市の西側にある笠間市は、花や龍の飾り彫りが施された笠間稲荷神社で有名です。笠間市の南西には 2 つの峰を持つ筑波山があります。
茨城と聞いて連想するもの…やはり水戸黄門、納豆、霞ケ浦などでしょうか?
- 小美玉市には納豆商品などで有名なタカノフーズ株式会社があります。
- 誰もが一度はお世話になったことがあるのではないでしょうか?
- 野球やバスケットボール、バレーボールなどスポーツも盛んで、特にサッカーは次のようなクラブチームが本拠地を置いています。
日本三大名園と呼ばれている偕楽園や国営ひたち海浜公園では四季を通じて、可憐な花々の絶景を楽しむことができます。
細谷真大選手の出身地、牛久市(うしくし)は茨城県南部の県南地域に位置する市です。
東京都心からおよそ50キロ程度の位置にあり、牛久駅を中心とした地域は東京のベッドタウンとして宅地開発が進んだ結果人口が増加しました。
現在は東京だけでなく、筑波研究学園都市のベッドタウンともなっているそうです。
人口は約8.5万人で、市の東部には全国的にも知られている仏像の牛久大仏があります。
出身小学校
細谷真大選手の出身小学校は牛久市立神谷小学校です。
細谷真大選手はサッカー好きの父親の影響で、小学1年生から柏レイソルアライアンスアカデミーTOR’82(柏レイソルのアカデミー)に入団しました。
サッカーを始めた当初は基礎技術の反復ばかりで嫌々やっていた部分もあったそうです。
ですが当時を振り返って
「練習後は達成感を味わうことができて、すごく楽しかった」
「リフティングやドリブルは自分自身苦手な部分もあったが、父親のおかげでここまで成長できたと思う」
と感謝の言葉を残していました。
父親にとってはこの上ない喜びですね!
出身中学校
細谷真大選手の出身中学校は牛久市立牛久第一中学校です。
中学に進学するとそのまま柏レイソルU-15に所属します。
自宅からクラブチームの練習場までは隣県とは言え少し距離があるので、毎日両親の送迎で通っていたそうです。
両親の子供を想う熱量も半端ないですよね!
出身高校
細谷真大選手の出身高校は日本体育大柏高等学校です。
高校に進学した細谷真大選手は柏レイソルU-18(柏レイソルのユースチーム)に所属していました。
チーム練習はもちろんのこと、自宅でも器具を使ったウエイトトレーニングに励んでおり、フィジカル面の強さはここから磨かれていたようです。
ユース時代の有名なエピソードとして青森山田戦の得点シーンを挙げています。
仲間からのスルーパスに上手く抜け出し、ワンタッチでコースを狙ってシュートを決めるといった場面でした。
細谷真大選手本人も「ファーストタッチは父親からうるさく言われていたのでやっておいて良かった」と練習の成果と父親への感謝を述べていました。
2019年3月にトップチームに2種登録されると、同月30日のJ2第6節、東京V戦でJリーグデビューを果たしたのでした。
ここが柏生え抜きのエース候補誕生の瞬間ですね!
細谷真大の経歴・特徴
つぎに細谷真大選手の経歴を紹介します。
《来歴》
【クラブ】
柏レイソルのアカデミー出身で柏レイソルU-18所属時の2019年3月トップチームに2種登録され、同月30日のJ2第6節・東京V戦で途中出場しJリーグデビューした。
2019年7月3日の天皇杯岩手戦でトップチームでの初得点を記録。
2020年よりレイソルのトップチームに昇格。
8月12日、ルヴァンカップ第3節大分トリニータ戦で1得点1アシストの活躍をした[4]。
2021年7月3日、第21節の横浜F・マリノス戦でJリーグ初ゴールを決めた。
2022年は開幕スタメンを勝ち取るとJ1第2節・横浜F・マリノス戦でシーズン初ゴールを決めると得点とアシストを重ねシーズン8ゴール4アシストを記録し、酒井宏樹(2011年)、中山雄太(2017年)に続くクラブ3人目のベストヤングプレーヤー賞を受賞した。
【代表】
2022年7月13日、EAFF E-1サッカー選手権2022に出場する日本代表に初めて選出された。
2023年11月18日のU-22アルゼンチン代表との国際親善試合に向けたU-22日本代表メンバーに招集されたが、2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選に臨む日本代表に、怪我のため辞退した古橋亨梧の代替選手として繰り上がりで追加招集された。
2023年11月21日、ジッダでの2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選第2戦シリア戦で途中出場し、後半37分に代表初ゴールを挙げた。
2024年にはAFC U23アジアカップ2024にU-23代表として選出され、先発出場している。
《所属クラブ》
《個人成績》
国内大会個人成績 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2019 | 柏 | 39 | J2 | 6 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 8 | 1 |
2020 | 35 | J1 | 2 | 0 | 2 | 1 | – | 4 | 1 | ||
2021 | 28 | 3 | 5 | 0 | 2 | 0 | 35 | 3 | |||
2022 | 19 | 33 | 8 | 0 | 0 | 1 | 0 | 34 | 8 | ||
2023 | 34 | 14 | 5 | 2 | 5 | 1 | 44 | 17 | |||
2024 | |||||||||||
通算 | 日本 | J1 | 97 | 25 | 12 | 3 | 8 | 1 | 117 | 29 | |
日本 | J2 | 6 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 8 | 1 | ||
総通算 | 103 | 25 | 13 | 3 | 9 | 2 | 125 | 30 |
- 2019年は2種登録選手
- 出場歴
- Jリーグ初出場 – 2019年3月30日 J2第6節 vs東京ヴェルディ(味の素スタジアム)
- 公式戦初得点 – 2019年7月3日 天皇杯2回戦 vsいわてグルージャ盛岡(三協フロンテア柏スタジアム)
- Jリーグ初得点 – 2021年7月3日 J1第21節 vs横浜F・マリノス(三協フロンテア柏スタジアム)
《タイトル》
【代表】
- U-21日本代表
- ドバイカップU-23(2022年)
- U-23日本代表
- 日本代表
【個人】
- J1リーグ・ベストヤングプレーヤー賞(2022年)
- JPFAアワード(J1)・ベストイレブン:1回(2023年)
《代表歴》
【出場大会】
- U-21日本代表
- ドバイカップU-23(2022年)
- AFC U23アジアカップ・予選(2021年)
- AFC U23アジアカップ(2022年)
- 欧州遠征(2022年)
- U-22日本代表
- AFC U23アジアカップ予選(2023年)
- U-23日本代表
- AFC U23アジアカップ(2024年)
- 日本代表
- EAFF E-1サッカー選手権(2022年)
- FIFAワールドカップ・アジア2次予選(2023年)
- AFCアジアカップ (2024年)
【試合数】
- 国際Aマッチ 6試合 1得点(2022年 – )
日本代表 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|
年 | 出場 | 得点 |
2022 | 1 | 0 |
2023 | 2 | 1 |
2024 | 3 | 0 |
通算 | 6 | 1 |
【出場】
No. | 開催日 | 開催都市 | スタジアム | 対戦国 | 結果 | 監督 | 大会 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1. | 2022年7月24日 | 豊田 | 豊田スタジアム | 中国 | △0-0 | 森保一 | EAFF E-1サッカー選手権2022 |
2. | 2023年11月16日 | 吹田 | パナソニックスタジアム吹田 | ミャンマー | ○5-0 | 2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選 | |
3. | 2023年11月21日 | ジッダ | プリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアム | シリア | ○5-0 | ||
4. | 2024年1月1日 | 新宿 | 国立競技場 | タイ | ○5-0 | TOYO TIRES CUP 2024 | |
5. | 2024年1月14日 | ドーハ | アル・トゥマーマ・スタジアム | ベトナム | ○4-2 | AFCアジアカップ2023 | |
6. | 2024年2月3日 | ライヤーン | エデュケーション・シティ・スタジアム | イラン | ●1-2 |
【ゴール】
No. | 開催日 | 開催都市 | スタジアム | 対戦国 | 結果 | 大会 |
---|---|---|---|---|---|---|
1. | 2023年11月21日 | ジッダ | プリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアム | シリア | ○5-0 | 2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選 |
プレーの特徴
細谷真大選手は2022シーズン、33試合出場で8ゴール4アシストの結果を残し、Jリーグベストヤングプレーヤー賞を獲得しました。
さらに2023シーズンの開幕戦で同点のPKを決めて勝ち点1を奪取しています。
以上のようなパフォーマンスを魅せたことでパリ五輪のエースの座を確固たるものとしたわけですね!!
以上のことを踏まえて、次のように特徴を考察しました。
【細谷真大選手のプレーの特徴】
- ゴールへの嗅覚が鋭い
- 裏への抜け出し技術が高い
- スピードもある
- ゴール前での落ち着き感が半端ない
- インサイドキックやボレーシュートのミートが巧い
- もちろん両足使える
- 相手ディフェンスとの間合いや駆け引きが巧み
- フィジカルが強い
- 強引な突破も持ち味
多数のストロングポイントを挙げましたが、たしかにA代表の試合では今のところ期待外れのプレーと残念な結果しか残せていません。
それによって酷評じみたコメントなども多く目にしますよね。
ですが私はそれらのコメントは細谷真大選手にとって、逆に期待値の表れだと思っています。
今までの努力とこれからの経験によって一回りも二回りも大きくなれるポテンシャルを秘めているのではないでしょうか?
そう、つまり細谷真大選手は正に進化過程真っただ中ということです!!
細谷真大のプロフィール
つづいて、細谷真大選手のプロフィールを紹介します。
名前 | 細谷真大 |
愛称 | マオ |
ポジション | フォワード |
生年月日 | 2001年9月7日 |
出身地 | 茨城県 |
血液型 | A型 |
身長 | 178㎝ |
体重 | 76㎏ |
利き足 | 右 |
使用しているSNS | Instagram(@mao_hosoya35) |
日ごろの疲れを癒すためにリフレッシュ方法としてサウナに入ることを取り入れているそうです。
いま流行ってますよね~サウナ人口増加中(笑)
ただ、「整う」とか言われていますが、適切に入らないとその後の体調不良につながりかねない危うい性質をも持ち合わせていることを知っておきましょうね。
細谷真大選手の憧れの選手は、柏レイソルのレジェンド、故・工藤壮人氏です。
少年時代にテレビの中で大好きなレイソルを窮地から救うゴールを積み重ねていたエースストライカー!!
リーグの頂点に登りつめたその姿は『チームが苦しい時にこそ勝ちにつながるゴールを決めるFW』というイメージの源と語っていました。
ぜひとも細谷真大選手には憧れの存在を超えてもらいたいですね!!
細谷真大選手は普段口数も少なくクールな印象を持っているファンの方々もおられるでしょう。
インタビューでも真面目な回答ばかりの細谷真大選手ですが、サポーター向けに販売されている自身のネームプレート(キーホルダー)を活用していたりと実用的な面も合わせ持っているんですね~。
世代別代表としては今回のパリ五輪が最後の舞台となります。
細谷真大選手自身も
「ここ数年、五輪のために動いてきた。アンダーで最後の遠征。自分が培ってきたものを後悔なしに出していきたい」
と力強く語っていました。
まずは本気で戦う選手を信じてエールを送りましょう!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、細谷真大選手の出身と成績や経歴・プロフィールなどを紹介しました。
魅力あふれる人物なだけあって、正直今回だけでは紹介しきれない部分も多々ありました(^^;)
兄弟とか彼女の存在とかね…
若干23歳の若きストライカーはパリ五輪を起爆剤として、世界中にその名を知らしめることができるのでしょうか?
サッカー日本代表U‐23が金メダルを手にするには、彼の活躍が大いに関わってくると考えます。
みなさん共に固唾を飲みまくりながら見守りましょう!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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