【シントトロイデン】伊藤涼太郎の経歴・プロフィールまとめ

シントトロイデン伊藤涼太郎 サッカー日本代表

令和5年4月18日に2・3月度のJリーグ月間MVPに選出された元アルビレックス新潟所属、現在ベルギー1部のシントトロイデンに在籍している伊藤涼太郎選手。

日本サッカー協会は12月7日、来年1月1日の国際親善試合・タイ代表戦に挑むメンバーに初招集しました!!

伊藤涼太郎選手自身も喜びのコメントをされていましたね。

 

ちょっと待って、何となく聞いたことのあるクラブ名だけど…どこ?

という風に海外クラブなのでなおさら忘れやすいと思います。

しかしながら、このシントトロイデンには過去から現在にいたるまで、何人もの日本人選手が在籍してステップアップにつなげているんです!

ねっ、ちょっと知りたくないですか?

 

さらにメディアやSNS、YouTubeなどでも”魅惑の天才マエストロ””遅咲きのテファンタジスタ”などと呼ばれ、多くの人が彼の活躍に注目しています。

今回はそんな伊藤涼太郎選手の在籍中のシントトロイデンについて、さらに本人の出身や経歴・プロフィールなどを含めてまとめました。

 

ではでは、次のように展開してきます。

  • 移籍先ベルギーシントトロイデンってどんなチーム?
  • 伊藤涼太郎の出身・経歴
  • 伊藤涼太郎のプロフィール
 

移籍先ベルギーシントトロイデンってどんなチーム?

シントトロイデンは2017年11月から日本のDMMグループが経営権を持つクラブです。

ベルギーの1部リーグに属していて、正式名称はシント=トロイデンVVといい、略して『STVV』と呼ばれています。

ちなみにシントトロイデン公式Twitterでの移籍発表は、伊藤涼太郎選手自身の発表より約2時間も早かったんですよ(笑)

 

今まで所属してきた日本人選手

2015年から現在まで15人以上の日本人選手がプレーしてきました。

海外クラブ挑戦の足掛かりとして、ここから活躍の場を広げていった選手もいますよ。

主な選手を紹介しますね。

2018年1月

  • 冨安健洋(当時19歳) アビスパ福岡から

2018年シーズン夏~冬

  • 遠藤航(当時25歳) 浦和レッズから
  • 鎌田大地(当時22歳) ドイツ ブンデスリーガのフランクフルトから
  • 関根貴大(当時23歳) ドイツ2部のインゴルシュタットから

2019年シーズン夏~冬

  • 鈴木優磨(当時23歳) 鹿島アントラーズから
  • シュミット・ダニエル(当時27歳) ベガルタ仙台から

2020年夏

  • 中村敬斗(当時19歳) オランダのトゥウェンテから

2021年8月

  • 林大地(24歳) サガン鳥栖から
  • 原大智(22歳) スペインのアラベスから

2022年1月

  • 香川真司(当時32歳) ギリシャのPAOKテッサロニキから
 
過去に代表で活躍した選手から現役の有名な選手まで、多くの日本人がプレーしてきたことがわかりましたね。
 
ちなみに2024年からアルビレックス新潟に完全移籍が決まった小野雄二選手も2015‐16のシーズンをシントトロイデンでプレーしていました。
 
 
もちろんスタッフにも日本人が在籍していて、受け皿は万全の状態なので言葉の問題や街全体的な治安などは比較的安心して良いかと思われます!

 

伊藤涼太郎の出身

 

新潟でのプレーは2年も満たない期間でしたが、毎試合持ち前のスキルで観るものを魅了するボールさばきに圧倒された方は、私のほかにも大勢いるのではないでしょうか。

特に今シーズンから真の実力を発揮しているようにみえますが、伊藤涼太郎選手のキャリアを遡っていくと、その片鱗は高校時代からすでに見え隠れしていました。

 

伊藤涼太郎選手は、大阪府大阪市東住吉区出身です。

出身小学校は大阪市立矢田東小学校

すぐ近くには、セレッソ大阪のホーム『ヨドコウ桜スタジアム』があることから、自然とサッカーに親しみがあり非常に盛んな地域だと思われますね。

そんな中、伊藤少年は大阪市を中心に活動している『AVANTI KANSAI FC』というチームでプロサッカー選手を目指して本格的に始めました。

サッカーを始めたきっかけは「ボールを蹴るのが好きだったから」とアルビレックス公式のインタビューで答えていましたね。

こちらのクラブチームはキッズからジュニアユースまで幅広い年代を対象に活動されており、伊藤少年の基本的な技術はここで培われたようです。

 

出身中学校は大阪市立矢田中学校

 

中学時代は地元のJリーグチーム、セレッソ大阪U-15に所属していました。

当時住んでいた自宅近くに、セレッソ大阪のクラブが拠点を置いていたことから、やはり地元のユースチームを選んだということでしょう。

しかし、なかなか結果が出せず悩んでいた進路選択の際に、知人の紹介で岡山県作陽高校サッカー部の練習に参加しました。

そこでのプレーが当時の監督・野村雅之氏の目に留まり、作陽高校への進学が決まったそうです。

出身高校は岡山・作陽高校

 

高校時代は名門・作陽で切磋琢磨しながらも、その実力に磨きをかけていきました。

 

やわらかいボールタッチや冷静な状況判断・正確なシュート、こんなエースがいたらとても心強いですよね!

周囲の仲間も伊藤涼太郎選手の実力を認めて、頼っているように見えました。

 

伊藤涼太郎の経歴

次に経歴を紹介します。

■経歴=AVANTI KANSAI FC‐セレッソ大阪U-15-岡山県作陽高校-浦和レッズ-水戸ホーリーホック-大分トリニータ-浦和レッズ-水戸ホーリーホック-アルビレックス新潟

 

高卒で浦和レッズとプロ契約を交わすなど、当時からその実力はずば抜けていました。

鳴り物入りで浦和レッズに入団した大型ルーキーは1年目からプロの洗礼を受けるのでした。

伊藤涼太郎選手は当時、プロの壁を目の当たりにした心境を次のように語っています。

「練習では十分に通用する手応えはあるんです。でも、試合に出られない。ポジション争いにすら割って入れない。自信はあるのに、現実にならない。プロになることってこんなに苦しいんですね」

 

浦和での最初の1年半で得た出場機会はリーグ戦1試合、カップ戦1試合のみでした。

その後、出場機会を求めて水戸ホーリホック(J2)や大分トリニータ(J1)にレンタル移籍。

徐々に出番が増えるとゴールも記録して、着実にステップアップを踏んでいるように見えました。

しかし20年に浦和に復帰するも、そこからまた1年半の間ほとんど出番はなかったのです。

 

21年7月に2度目のレンタル移籍となった水戸で、積極的に守備に加わって奪ったボールを前に運ぶと言った、いわゆる献身的なプレーがみられるようになりました。

伊藤選手自身もこの頃は「このままじゃ2,3年後に終わってしまう」と焦燥感を感じていたそうです。

 

22年にアルビレックス新潟からのオファーを受けて完全移籍を果たしました。

浦和という逃げ場を捨てて覚悟を決めての移籍だったわけですね!

まさに漢を感じました!!

新潟では両サイドにボールを持って動かせる選手がいる上に、後方からのビルドアップがあいまって、伊藤選手自身が中央から縦横無尽に動けていますよね。

 

さらに相手をはがす一瞬のキレがロナウジーニョのプレースタイルに似ていると思いませんか?

それらができるのは彼が物心がついた頃から世界のサッカーを観てきて、特にリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドの動きを研究していたからでしょう。

 

高校時代には年代別の代表に選抜されています。

■代表歴
16年:U-19日本代表
└バーレーン遠征(3月)、韓国遠征(5月)
16年:U-18日本代表
└ロシア遠征(1月)
15年:U-18日本代表
└イングランド遠征(11月)
15年:U-17日本代表
└サニックス杯(3月)、新潟国際(7月)
14年:U-17日本代表
└新潟国際(7月)
14年:U-16日本代表候補
13年:U-15日本代表
└マレーシア遠征(7月)

 

努力の積み重ねが今の伊藤涼太郎選手を形成しているのが良くわかりますね!

 

現在シントトロイデンでリーグ15戦2得点1アシストを記録し、中盤で司令塔として活躍しています。

伊藤涼太郎選手は今回の代表初召集ついて「日本代表はずっと目指していた場所。素直にうれしくとても楽しみ」と喜びのコメントをしていました。

 

一方、代表監督の森保一氏は9月に現地視察を行った際に「トップ下や攻撃的MFで非常に存在感のあるプレーをしている」と興味を示していたんですね。

来年元日の親善試合、その後のアジアカップ(1月12日開幕・カタール)へと実力を発揮して猛アピールをしてもらいたいですね!

 

伊藤涼太郎のプロフィール

次にプロフィールを紹介します。

伊藤 涼太郎

イトウ リョウタロウ

背番号 13

ポジション MF

出身地  大阪
国籍  日本
生年月日(満年齢) 1998年2月6日(25歳)
身長  175cm
体重  69kg
血液型  O型

プレーの特徴  ゴールに絡むプレー

趣味・特技  ゴルフ(今期の目標はスコア80を切ること)

結婚記念日  2022年3月1日

過去の所属

AVANTI KANSAI FC‐セレッソ大阪U-15-岡山県作陽高校-浦和レッズ-水戸ホーリーホック-大分トリニータ-浦和レッズ-水戸ホーリーホック‐アルビレックス新潟
個人タイトル
2022 J2ベストイレブン

伊藤 涼太郎©Jリーグフォト

 

最初の浦和時代やレンタル移籍当時はボランチなどあらゆるポジションでプレーをしていました。

現在のアルビレックス新潟ではトップ下ながら守備を怠らず、中盤からボールにプレスをかけるプレーなども印象的です。

 

個人的には以下の2点に着目して観ています。

  • ライン間でパスを受けてからのプレーやラストパスが巧い。
  • 内転筋が強いから足の振りがコンパクトなのにギリギリでコースを変えられるテクニックを持っている。

 

伊藤涼太郎選手本人も

パスを受け取った選手がワンタッチでシュートに行きやすい優しいパスを心がけている

とインタビューで話していました。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は悲願の日本代表初選出となりました伊藤涼太郎選手について、現在所属チームと出身・経歴・プロフィールなどを紹介しました。

観るものを魅了してやまないプレーの数々が世界を相手に繰り広げられると考えるとワクワクしませんか?

この度日本代表としてA代表で日の丸を背負ってプレーする姿を想像するだけで涙が出そうです(´;ω;`)ウゥゥ

 

まだまだ紹介しきれない魅力的な面がたくさんありますので、興味のある方はぜひ伊藤涼太郎選手のTwitterやInstagramもチェックしてみてください!

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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