アルビレックス新潟の絶対的守護神の小島亨介選手を知っていますか?
2022年のJ2リーグ優勝に大きく貢献し、翌年2023年はJ1リーグでその実力を一層開花させましたよね!
常に平常心でその場の状況をいち早く把握する状況判断能力もさることながら、足元の技術とセービングを両立している点はJリーグ随一と噂されています。
プライベートではかなりマイペースな性格で愛妻家であり愛犬家。
そんな魅力たっぷりの小島亨介という人物にスポット当てます。
では、今回の内容は
- 小島亨介選手の出身校
- 小島亨介選手の経歴・特徴
- 小島亨介選手のプロフィール
について、わかりやすく紹介していきます。
小島亨介の出身校
まず最初に小島亨介選手の出身地ですが、愛知県豊田市の出身です。
愛知県は本州の中部地方にあります。
県庁所在地の名古屋市は中部地方最多の人口を誇り、17世紀の城を復元した名古屋城などの歴史的建造物が有名ですよね。
私の大好きな食の文化も発展していて、名産品・特産品が数多く思い浮かぶことでしょう。
きしめん、味噌カツ、ひつまぶしなど挙げていくとキリがありません(笑)
小島亨介選手の出身地、豊田市は愛知県北部の三河地方に位置する都市で中核市・中枢中核都市・環境モデル都市・SDGs未来都市に指定されているそうです。
さらに世界最大級の自動車メーカー・トヨタ自動車の企業城下町で、市の名前は同社にちなんでいます。
そしてここで欠かせないのが名古屋グランパスエイトでしょう。
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブで名古屋市、豊田市、みよし市を中心とする愛知県全県をホームタウンとしています。
Jリーグ創設当初からのチームでオリジナル10の1つですね。
チーム名の「グランパス(Grampus)」は英語で鯱(名古屋城の金鯱)、「エイト」は名古屋市の市章「丸に八」からきており、末広がりを表しているそうです。
この由来を聞いて、なんて縁起のいいネーミングなんだろうとびっくりしました(笑)
出身小学校
小島亨介選手の出身小学校は豊田市巴ヶ丘小学校です。
小島亨介選手は幼稚園年長時に、2002日韓ワールドカップを見てサッカーに興味を持ったそうです。
確かに初の自国開催でしたからね~。
あの期間、日本全土のボルテージ、やばかったですよね(^^;)
私も何とかチケットをゲットして、世界最高峰のサッカーを目の当たりにしたのを昨日のように思い出しました!!
小島少年はサッカーへの強い憧れを抱き小学1年生になると地元のサッカークラブ「下山FC」に入団し、「岡崎グランパススクール」にも通っていました。
6年生の途中まではフォワード・ボランチ・センターバックなどフィールドプレーヤーを務めていました。
ある日、コーチから運動能力の高さと将来性を見込まれてゴールキーパーを勧められました。
中学1年生から本格的にゴールキーパーに専念することとなったそうです。
出身中学校
小島亨介選手の出身中学校は豊田市下山中学校です。
中学時代も名古屋グランパスのサッカースクール「三好FC」と年代別育成組織U‐15に所属しました。
中学進学と同時に、本格的にゴールキーパーとしてトレーニングを積んだそうです。
そしてプレー中、上手くいかなかった時にコーチから問われて、すぐに考えて分析する癖を身につけたそうです。
『気持ちの切り替えが早くなったことで安定したメンタルを保つことができた』とも話していました。
うん、中学生時代にコレを実践していたなんて凄すぎます。
素敵なコーチと出会えたんですね!
出身高校
小島亨介選手の出身高校は東海学園高校です。
高校生になった小島青年は、引き続き名古屋グランパスの年代別育成組織U‐18に所属しました。
高校2年時には名古屋グランパスのトップチームに2種登録選手として登録されます。
さらに日本代表U-17に召集されて国際舞台での経験を積み、徐々に存在感を高めていくととなりました。
出身大学
小島亨介選手の出身大学は早稲田大学です。
誰もがこの大学の名前を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
言わずと知れた文武両道の名門大学ですよね。
小島亨介選手は早稲田大学ア式蹴球部に入部しました。
やはり選手層は厚く1年時は全く公式戦出場は無し、2年時も2試合のみにとどまったそうです。
3年時になるとようやく正ゴールキーパーの座を掴みましたが、年代別の代表活動や怪我の影響もあって思うような戦績は上げられませんでした。
それでも4年時は大学リーグ21試合に出場し、リーグ最終戦ではビッグセーブを連発。
関東大学1部リーグの優勝に大きく貢献したのでした。
小島亨介の経歴・特徴
つぎに小島亨介選手の経歴を紹介します。
《所属クラブ》
- 下山FC(豊田市立巴ヶ丘小学校)
- 名古屋グランパス岡崎スクール
- 2009年 – 2010年 名古屋グランパス三好FC(豊田市立下山中学校)
- 2011年 名古屋グランパス U15
- 2012年 – 2014年 名古屋グランパス U18(東海学園高等学校)
- 2013年 名古屋グランパス(2種登録選手)
- 2015年 – 2018年 早稲田大学(スポーツ科学部)
- 2019年 – 2021年 大分トリニータ
- 2022年 – アルビレックス新潟
《個人成績》
国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2019 | 大分 | 21 | J1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 |
2020 | 新潟 | 22 | J2 | 22 | 0 | – | – | 22 | 0 | ||
2021 | 1 | 9 | 0 | – | 2 | 0 | 11 | 0 | |||
2022 | 42 | 0 | – | 0 | 0 | 42 | 0 | ||||
2023 | J1 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | ||
2024 | |||||||||||
通算 | 日本 | J1 | 30 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 32 | 0 | |
日本 | J2 | 73 | 0 | – | 2 | 0 | 75 | 0 | |||
総通算 | 103 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 107 | 0 |
2013年 2種登録選手としての公式戦出場は無し(背番号36)。
- 公式戦初出場 – 2019年3月6日 Jリーグカップ GS第1節 セレッソ大阪戦(昭和電工ドーム大分)
- Jリーグ初出場 – 2020年2月23日 J2 第1節 ザスパクサツ群馬戦(正田醤油スタジアム群馬)
《タイトル》
クラブ
- 早稲田大学
- 関東大学サッカーリーグ戦1部:2回(2015年、2018年)
- 関東大学サッカーリーグ戦2部(2017年)
- 東京都サッカートーナメント(天皇杯東京都予選)(2016年)
- アルビレックス新潟
代表
- U-19日本代表
- ユニバーシアード日本代表
個人
- 関東大学サッカーリーグ戦 MVP(2018年)
- 関東大学サッカーリーグ戦 ベストイレブン(2018年)
- 関東大学サッカーリーグ戦 特別賞:3回(2016年、2017年、2018年)
- J2リーグ・ベストイレブン(2022年)
- JPFAアワード(J2)・ベストイレブン:1回(2022年)
《代表・選抜歴》
代表歴
- U-16日本代表
- モンテギュー国際大会(2012年)
- U-17日本代表
- サニックス杯国際ユースサッカー大会(2014年)
- U-18日本代表
- 第27回バレンティン・グラナトキン国際フットボールトーナメント(2015年)
- Panda Cup(2015年)
- SBSカップ 国際ユースサッカー(2015年)
- 長安フォードカップCFA国際ユース(U-18)フットボールトーナメント(2015年)
- AFC U-19選手権2016予選(2015年)
- U-19日本代表
- バーレーン U-19カップ(2016年)
- Suwon JS Cup(2016年)
- Panda Cup(2016年)
- NTC招待大会(2016年)
- SBSカップ 国際ユースサッカー(2016年)
- フランス・UAE遠征(2016年)
- AFC U-19選手権(2016年)
- アルゼンチン遠征(2016年)
- U-20日本代表
- ドイツ遠征(2017年)
- 2017 FIFA U-20ワールドカップ(2017年)
- AFC U-23選手権2018 (予選)(2017年)
- U-21日本代表
- AFC U-23選手権2018(2018年)
- パラグアイ遠征(2018年)
- アジア競技大会(2018年)
- ドバイカップU-23(2018年)
- U-22日本代表
- AFC U-23選手権2020 (予選)(2019年)
- 北中米遠征(2019年)
- U-23日本代表
- AFC U-23選手権2020(2020年)
- 日本代表
- コパ・アメリカ2019(2019年)
- EAFF E-1サッカー選手権2019(2019年)
《選抜歴》
- 全日本大学選抜
- デンソーカップチャレンジ(2016年、2017年)
- 大学日韓定期戦(2017年、2018年)
- 関東選抜A
- デンソーカップチャレンジ(2018年)
プレーの特徴
小島亨介選手は目標とする選手に元イタリア代表GKのジャンルイジ・ブッフォンの名を挙げています。
「技術の高さはもちろん、存在感や信頼感の大きさがすごいなと思う」
と理由を語っていて、本人もブッフォンに少しでも近づきたいとトレーニングに明け暮れてきたことでしょう。
神がかりのセービングの数々、まずはご覧ください!
それらのことを踏まえて、次のように特徴を考察しました。
【小島亨介選手のプレーの特徴】
- 抜群の反射神経
- シュートストップの技術が秀でている
- ハイボールへの対応の強さ
- 足元の技術もレベルが高い
- ビルドアップの起点になれる
- 最後尾から攻撃のリズムを組み立てることができる
- 失点をしてもポジティブに切り替えられるメンタリティ
- うまくいかないことがあっても失敗を成長につなげられる安定感
- 自己分析能力が高い
俗にシュートストップの技術と言ってもその内容は多岐に及び、正しいポジション取り・前に飛び出すタイミング・セービングできる範囲、セーブしやすい角度等を日々のトレーニングで少しずつ質を高めていく必要があります。
とはいえ私はゴールキーパーの経験はゼロなので詳しいことはわかりませんが、遊び感覚で仲間のシュートを受けることがありました。
その時、リズムよくセービングを続けられると徐々に私自身も楽しくなって、少し無理をして飛びついてみたりとノッてくる感覚に気持ちよくなっていたことを思い出しました。
小島亨介選手はとあるインタビューで以下のようなコメントを残していました。
成長したいと言う向上心が自分を上手くさせている!
これはサッカーだけにとどまらず、社会人としてヒトの根幹に通じる大事な意志だと思いました。
私もいろんな意味で成長し続けたいです!
小島亨介選手のプロフィール
最後に小島亨介選手のプロフィールを紹介します。
名前 | 小島亨介 |
身長 | 183㎝ |
体重 | 82㎏ |
背番号 | 1番 |
利き足 | 左足 |
誕生日 | 1997年1月30日(27歳) |
血液型 | A型 |
出身地 | 愛知県豊田市 |
利き足とサイズ | 28.5㎝ |
使用しているSNS |
Instagram(@koji_official.130) |
小島亨介選手は愛知県出身だけあって、好きな食べ物はひつまぶしだそうです。
うなぎは古くから日本の食文化に欠かせない食材として良く知れ渡っています。
ビタミンやミネラルが豊富で栄養価の高いので、疲労回復や免疫力を高める効果が期待できる食材。
やはり、プロのアスリートは分かっていますね~。
ほかには漫画を読むことも好きで、特に古代中国の春秋戦国時代末期における戦国七雄の争乱を背景とした作品、キングダムがお気に入り。
この作品は私も好きで時々読み返すこともあるのですが、漫画・アニメだけにととまらず、実写映画3部作の方も根強い人気を博していて大評判ですよね!
長きに渡ってゴールマウスを死守してきた漢の背番号へのこだわりも忘れてはいけません。
上記写真左側の人物こそ、小島亨介選手が目標としている選手ジャンルイジ・ブッフォンです。
彼は国際サッカー歴史統計連盟が発表した「21世紀のベストGK」では1位に選出された偉大なゴールキーパーです。
また憧れの選手に、名古屋2種登録時代に共に練習を行った楢﨑正剛氏(上記写真右)名を挙げていました。
「プレーもそうですし、人間的にもすごく魅力的な方。一人の人間として尊敬しています。頑張ってね、と言われたことがすごくうれしかった。僕も楢﨑さんのようなチームとかサポーターに愛される選手になりたい」
と語っていました。
楢崎正剛氏と言えば日本代表のゴールマウスを多くの場面でことごとく死守してきた守護神ですよね。
師弟関係としてのつながり。
これはもう小島亨介選手が日本代表の正GKへの道筋がうっすらとですが、確実に見えている…のは私だけでしょうか?!
アルビレックス新潟在籍中の今季も神がかりな好セーブを連発していて、チームの原動力、そして攻撃への礎となっています。
小島亨介選手は愛妻家でもあり愛犬家です。
詳しくはまた別の枠で掘り下げて紹介したいと思います。
乞うご期待ください!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、小島亨介選手の出身と経歴や特徴、プロフィールなどを紹介しました。
各代別代表に召集され続けていて、良いこともそうでないことも着実に経験を積み重ねている小島亨介選手。
ビッグスワンでの国際Aマッチで背番号1を付けて躍動する日も遠くはないように感じます!
これからの活躍にも期待をしつつ応援を続けましょう。
ちなみに私は村枝賢一先生のサッカー漫画『俺たちのフィールド』に登場するゴールキーパー、末次浩一郎が大のお気に入りですww
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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