スノーボード初心者の方でこれからゲレンデデビューを控えている方、もしくは2回目3回目を滑りに行こうと考えている方
「初心者・初級者に優しいスキー場はどこなのかな?」
などと悩んでいませんか?
特に準備段階では何かと不安を感じますよね。
私も最初は友人から道具を借りて基本的な動作を教えてもらいました。
そして一つひとつ丁寧に教えてもらえると胸の中の不安は少しづつ薄まり、滑ることに集中できたことを覚えています。
この記事では私がスノーボードを20年続けてきた経験から、『初心者にとって練習のしやすさ』さらに『レンタル用品が充実している』など4つのポイントに焦点を絞っておすすめのスキー場を紹介していきます。
初心者に最適なスキー場とは?
一人ひとりの考え方が違うように、スキー場に求める目的も異なります。
初心者の大半の方はグループで楽しく練習したい、そのためには「道具をレンタルする必要があるけれど、できれば綺麗で新しいものが良い!」と考えるのは当然でしょう。
そこでまずは安心・安全で快適に楽しめるスキー場を選びたいものです。
何事も最初が肝心なので、短時間で正しいフォームや動作の要点を教えてもらえるスノーボードスクールに入校する手段もアリだと思います。
また目的地までのアクセスのしやすさも重要でしょう。
ゲレンデデビューを予定していた日が必ずしも晴天でスムーズに到着できるとは限らないからです。
とは言え現在では格安のバスツアーや新幹線でスキー場へ直行できる、とても便利な時代です。
車での移動もグループや家族でワイワイはしゃげるので道中は楽しいものです。
ですが帰りの運転手の負担や金銭面、移動時間などを考えて公共交通機関の有効性を頭の片隅に入れてもらえると今後お役に立つかもしれません。
まとめると《ゲレンデデビューのためのポイント》は...
- 初心者・初級者用のコースが充実している
- スノースクールの内容が充実している
- レンタル用品の内容が充実している
- アクセスが容易でわかりやすい
日本のバブル期、人気俳優が出演のスキー場を舞台にした映画の影響も相まって1980年代から2000年代初頭に爆発的なスキーブームが到来しました。
当時のゲレンデでは1~2時間のリフト待ちは当たり前だったそうです。
とても今では考えられませんよね⁉
それもそのはず、スキーブームの波も徐々に減退してきて、現在はピーク時の半数以下なので日本のスキー場経営は佳境に立たされていると言っても過言ではありません!
そこでどうにかスキー客を取り込みたいと各スキー場がさまざまな取り組みを行っています。
その1つが『雪マジ世代応援プロジェクト』です。
これは18・19歳の方はリフト券無料で、20歳から22歳は半額になるお得なキャンペーンです。
えっ!コレまじ神キャンペーンじゃん
私もそうでしたが、この年代って正直「お金はないが時間はある!」「友達と楽しく遊びたい」お年頃なんですよね。
今少しでも納得された方にとってはうってつけのキャンペーンなので、該当する方は忘れずにチェックしてみてくださいね。
初心者向けのスキー場を紹介
ここからは初心者にとって楽しく上達できるスキー場を地域別にいくつか紹介していきます。
ほんとざっくりですがご覧ください。
たんばらスキーパーク(群馬)
ファミリー・子供にやさしい群馬の日帰りスキー場【たんばらスキーパーク】 (tambara.co.jp)
緩やかで広いコースが多く初心者が安心して練習できることで人気です。
たんばら湖を見下ろしながら滑れる絶景コースなど見渡しの良い緩斜面や、2550mも続く初心者コース等バラエティーに富んでいてビギナーも落ち着いて楽しむことができます。
効率よく上達するための基本をしっかりと教えてもらえるたんばらスキーパークのスクールでは、レベルと年齢によってクラス分けをしているので年の近い友人同士での受講にピッタリですね。
用品のレンタルはシンプルで簡単な事前予約を利用しない手はありません。
スマートフォンからサクッと予約ができちゃうんですね~
たんばらスキーパークには種類豊富なレンタルアイテムがそろっている上に、ウエアもカラーやシルエットにこだわって自分で選ぶことができるのでとても好評だそうです!
家族や友人のスノーボード経験者から教えてもらうという導入方法は決して間違っていないと思います。
現実に私も知り合いから教えてもったうちの一人なので…
しかし短時間で正しいフォームや動きの要点などを確実に教えてもらえるスノーボードスクールはそれなりのメリットがあります。
初心者レッスンではスノーボードの装着方法からゲレンデマナーを始めとし、安全な止まり方・転び方などの基本的な動作、リフトの乗り降りなどを学べます。
さらに「お金を払っているのだから少しでも身に付けなければ」という思いも上達の後押しになるでしょう。
斑尾高原スキー場(長野)
THE MADARAO | 斑尾高原ポータルサイト【斑尾高原スキー場・ホテル公式】
30分程度の簡単な初心者レッスンや無料レッスンを開催してるのは斑尾高原スキー場です。
新潟‐長野の県境に位置しているためゲレンデには毎年豊富な天然雪がもさもさ降り積もっています。
全32本のコースが初心者の方にはその名の通り「初心者Aコース・初心者Bコース」などの非常にわかりやすいコース名が付いています。
広大な敷地内には3つのスキー・スノーボードスクールがあり、それぞれのレベルに適したステップ1~4のカテゴリー分類がされているので、着実にステップアップを図れるでしょう!
最初に触れましたが、ゲレンデデビューの方にはスノーボード初心者無料レッスンをおすすめします。
加えて平日限定ですが『雪マジ!19』のキャンペーンを実施しているので、19歳の方は1日リフト券が無料で遊べちゃいますよ!
レンタルに関してはスキー場直営のショップがあって、グローブやパスケースなど忘れがちな小物類の販売もしているので安心ですね。
こちらのレンタルショップではスノーボード各種取り揃えているのはもちろんのこと、最新モデルも予約レンタルが可能だそうで、中級~上級者の方は気になるのではないでしょうか?
ゲレンデ全体的にコースレベルの配分がとてもバランスが良いスキー場で、非圧雪コースやツリーランコースが充実しているので中級~上級者の方も大満足できること間違いありません!
ゲレンデにはホテルが併設されているので宿泊プランでゆっくり滑るのもありですね。
舞子スノーリゾート(新潟)
関越道の塩沢石打ICから1分の高アクセスの立地にあるのは舞子スノーリゾートです。
初心者・初級者向けの緩斜面や上級者向けの非圧雪エリアまで全26コースを要するビッグゲレンデです。
そのうち8つが初心者コースで、それぞれコース幅が広く緩やかな傾斜のを整えています。
一番の売りは初級者でも満喫できる滑走距離6,000mの超ロングコースでしょう。
ゴンドラで一気に山頂へ向かい、仲間同士ワイワイ滑るのは楽しいでしょうね!
スノースクールでは”無料スマイルレッスン”と言う動画を併用して、安全安心なスノーボードデビューをサポートしてくれます。
レンタルコーナーも広くてボードやブーツなど種類別・サイズごとに区画分けされています。
自分好みの道具を選んで係員に渡すと、その都度バインディング調整を行い、ボードにワックスを塗ってくれます。
どれを選べばいいか分からないって方は気軽に係員に尋ねてみましょう。
的確なアドバイスや豆知識・ゲレンデのお得情報を教えてくれるかも知れませんよ(笑)
こちらの道具はこまめにメンテナンスをしっかりやっているので安心してレンタルできますね。
舞子スノーリゾートは『雪マジ世代応援プロジェクト』というキャンペーンを展開しています。
- 18・19歳はリフト1日券無料
- 20~22歳はリフト1日券が半額
なので、この機会に友達誘ってたくさん遊んでください!!
私たちおじさんは単純に羨ましく思います
星野リゾート ネコマ マウンテン 南エリア (福島)
星野リゾート ネコマ マウンテン (nekoma.co.jp)
言わずと知れた星野リゾートが所有しているスキー場で、2023‐2024シーズンに旧アルツ磐梯&猫魔スキー場の2つのスキー場が完全に連結しました。
超広大な敷地に大きく2つのエリアが広がっており、全33コースが整備されています。
特にゲレンデの圧雪技術に関しては非常に定評があってパークの整備もやばいほど本気です!
スキー・スノーボードの大会からソリレース・花火…さらには若者主催のイベントなど、毎年バラエティーに富んだイベントを開催しています。
仲間同士やカップルの方たちはとても有意義に楽しめるスキー場がだと思います!
ちなみに私は主にヒトリストですが毎年2~3回は遊びに行っていますよ!
スキースクールは「大人向けの初心者レッスン」「少し上を目指すレッスン」など幅広いレッスン内容を実施しています。
自分のレベルに合わせて受講できるところが良いですね。
食事面にも力を入れていて、旧アルツ磐梯の代名詞であるカレーはもちろんですが、ご当地名物のソースかつ丼やラーメンなどもボリューム満点です!
また多くの屋台が並び、ファストフード感覚で楽しめるのも魅力的ですよね。
ひと通り滑ったあとのクレープ屋には常に長蛇の列ができるほどです。
アクセスも良好で車では最寄りの高速道路ICから15分。
また磐梯町駅からは無料のシャトルバスが、郡山駅や会津若松駅からはスキー場直通のバスが運行しているので、電車や新幹線でのアクセスも抜群です!
めいほうスキー場(岐阜)
めいほう高原キャンプフィールド – 岐阜県 郡上八幡・明宝のキャンプ場 (meihoski.co.jp)
西日本最大級のビッグゲレンデで、全13本のコースのうちの8割が初級・中級コースです。
5,000mのロングコースは初心者コースなので、みなさん山頂で360度のパノラマを楽しんだ後は気兼ねなく滑り降りてこれますね。
また最大幅200mのコースも備えているので、他の人と衝突する危険も少なくゆったりと練習ができます。
レンタル用品も充実していてパソコンやスマートフォンから簡単に事前予約をすることが可能です。
現地に着いたら驚くほどスムーズに手続きが完了するのでストレスフリーのレンタルショップとして話題です!
しかもジャケットやパンツなどのウエアは自分で選ぶことができるので、カラーやタイプなども自己流のアレンジが楽しめます。
なんと、ハイグレードボードのレンタルもあるので初心者だけに留まらず、中級者以上の方にとって試し乗りができるのは嬉しいですね。
めいほうスキー場のスノーボードスクールは、元オリンピック選手の橋本通代さんが監修しています。
誰もが楽しく安心して上達できるスクールを目指して、丁寧に指導してくださるそうなので、初心者のかたは一度入られてはいかがでしょうか?
大阪方面や名古屋方面からのバスツアーや、スキー場から最寄りの駅周辺までのシャトルバスも運行されているので、雪道の運転に不安がある方にとってはありがたいですね!
まとめ
今回はスノーボード初心者にチェックしていただきたい、地域別おすすめゲレンデを5か所紹介してきました。
もちろん初心者におすすめのゲレンデは他にもたくさんあります!
各スキー場がその特徴を存分にいかして安全に楽しめる工夫をいくつも凝らしています。
《ゲレンデデビューのポイント》を抑えたうえで、ぜひ足を運んで体感してみてください。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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