TVやSNSで目にする機会が増えているので、やってみたいなぁと思った方も多少いらっしゃるのではないでしょうか?
「冬季オリンピックを観てスノーボードって格好いいと思った」
「身体を動かすことが好きだし上手くなれば異性にモテるかな!?」
「やってみたいけど始め方がわからない」
などと思った方は特に必見です!
過去の私がそうでしたし、そもそもSNSなんてなかった時代。。。
しかし、あまり深く考え過ぎずに思い立ったらすぐ行動すると言った楽観的な性格で、信頼できる仲間とめぐり合うことがことが出来ました。
スノーボードにハマって20年、大きな怪我をすることなく楽しんでいます。
本記事ではそんな私の実体験からスノーボードの楽しさや魅力、さらに始める前に知っておきたい基礎知識を5つ、わかりやすく解説していきます。
スノーボードってそもそもなに?
スノーボードは1枚の板に両足を固定して思い通りに雪上を滑るウインタースポーツで、見た目はサーフィンやスケートボードと同じように横向きで板に乗るので3つの頭文字から”3S”と呼ばれています。
サーフィンやスケートボードと同様に横乗りスポーツなので必然的に左右どちらかの足が前になるのですが、一般的に右利きの人が多いように、右足を前にするグーフィースタンスよりも左足を前にして滑るレギュラースタンスの割合いの方が多いそうです。
私も最初から迷うことなくレギュラースタンスだったので、少人数しかいないグーフィーの人に憧れていた時期がありました。
スノーボードの楽しみ方
現在日本のスキー場はファミリー層や若者世代、シニア世代などターゲットを絞ってサービスを提供していたり、それぞれが顧客を呼び込む戦略をたてています。
なかでもゲレ食と言われる食事やスイーツに力を入れているスキー場は数多くみられ、地元の名物や有名人気店とのコラボをするケースもありますよね。
友人と山頂からの素敵な景色を見ながらゲレ食を楽しみたいわ!
今日は日が暮れるまでスノーボード検定の練習をやろう!!
1人ひとりの考え方が違うように、楽しみ方も十人十色でいいんです!
例えば目的別に分けると次のようになります
- 気の合う仲間や会社の同僚たちとワイワイ楽しく滑る(エンジョイ派)
- 恋人や家族と美味しいごはんを食べてのんびりする(グルメ派)
- 1人でストイックに滑り倒した後は近場の温泉へ(ソロ派)
このように「スノーボードに行く」と言っても人数や目的・個々の力量には違いがありますよね。
私の場合は前日の準備段階からワクワクが増していって、当日寝不足で参加してしまうのが悪いクセです(笑)
みなさんにも計画の段取りやスキー場への移動時間、さらに食事や休憩時間なども普段の日常生活では味わえない自然を肌で感じて楽しんでもらえたら嬉しいです。
スノーボードの魅力
先ほども少し触れましたが、スノーボードは非日常の感覚を味わえるスポーツです。
ゲレンデ内はある程度整備はされているものの、気温・天候・視界・地形などに人間が抗うことは困難ですよね。
まさに「自然そのものを感じることができる!」そこが醍醐味だと思います。
初心者の方はスノーボード経験者と同行して基本的な動作を教えてもらうか、スクールに入って基礎から覚えるといった始めかたをすると思います。
どちらにしても教える人の知識と伝え方の技術が重要になるため、多少の費用はかかりますが、上達するための投資だと捉えてスクールに入りその道のプロから教えてもらった方が良いかと思います。
ちなみに殆んどのスクールでは以下の注意点や基礎知識など、実践を通じて教えてもらえるメリットもありますよ!
〈スノーボードの注意点〉
- スキーやスノーボードは自然の中で遊ぶスポーツで天候や気温・雪質などが刻々と変化しやすい
- 吹雪やガスのために視覚が遮られて方向感覚が失われ、結果として遭難してしまう
- ゲレンデ上で滑りの自由度があるぶん予測しにくい動きをする場合があり、他の人と接触してしまうリスクがある
上記のような危険がともなうスポーツだからこそ、初心者の方には特に知っておくべき基本知識やマナーがあります。
ゲレンデデビューまでに覚えたい5つの基礎知識
ゲレンデでは安全に楽しむためのルールがいくつかあります。
あせらなくとも大丈夫です!!
初心者は知らなくて当然なので1つずつ説明していきますね。
リフトに関すること
リフトとはいわゆる搬器のことで、私たちを上方へ連れて行ってくれます。
〈リフトで気を付けること〉
- 乗るとき:一般的に後ろ足を板からはずして乗る
- 乗っている最中:足を振ったり身体を乗り出したりしてはダメ
- 降りるとき:ウエアやグローブのゴムひもが引っかからないように注意する
リフトの順番待ちの列に割り込むことはもちろんいけませんし、他の人の板とぶつかったりしないように前後左右に気を付けなくてはなりません。
板の置き方
リフトやゴンドラを降りた際に記念撮影をするシーンや板に足を固定する場合などに注意が必要です。
なぜなら手を離した瞬間に板が滑り出して斜面の下にいる人に当たってケガをさせてしまうという事故がたびたび発生します。
雪面に板を置くときは写真のように横向きに立てるか裏返して置くようにしましょう。
さらにリーシュコードという板と足をつなぎ留める道具があるのでチェックしてみてくださいね。
コースの中央では座らない
上からくる仲間を待つ間や足の疲れ、痛みなどから途中で座りたいと思うことがあります。
しかしコースの真ん中で止まってしまうと上から滑ってくる他の人とぶつかる危険性があるため、休む時はコースの端に移動して安全を確かめて休みましょう!
また端の方でも、ゲレンデ上部からコースが見えにくいコブ斜面の下などでは危険です。常に視界が開けているかを意識することが必要です。
コース外に出ない
初心者のうちは滅多にないと思いますが、滑ることに慣れてくるといろいろなコースを滑りたいという欲がでてきます。
多くのゲレンデではあらかじめ危険なポイントにはロープや立て看板などで規制されています。
それを無視をしてコース外に出てしまうと岩や切り株にぶつかってしまったり、沢に落ちてしまうなどの思いがけない危険がひそんでいます。
くれぐれも決められたコース外には出ないようにしましょう!
保険の存在
山間地のゲレンデではさまざまな危険があるため、万が一に備えてウインタースポーツに特化した保険があります。
大手の保険会社はもちろんYahoo!やau、NTTドコモなど多種多様な企業が運用をしており、その内容も細かく設定されています。インターネットからの解約・変更手続きが可能だったり、コンビニで申し込みができるので便利ですね。
特に初心者の方には幅広い補償が付いているタイプが人気のようです。
まとめ
今回は「スノーボード初心者の方に向けて、知っておくべき5つのこと」を解説してきましたがいかがでしたか?
スノーボードは自然の中で非日常的な素晴らしさを感じることができる魅力の詰まった楽しいスポーツですが、同時にあらゆる危険性があるのも事実です。
しかし基礎知識や準備をしっかりすれば間違いなく貴重な経験ができますし、この上ない有意義な時間が過ごせるでしょう。
この冬は新たなチャレンジをして人生観を変えてみては?!
最後まで読んでくださってありがとうございました。
本記事が良い意味であなたの心をザワつかすことができていたら嬉しいです。
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